USBメモリーのフォーマット(NTFS対応)、ブートディスクの作成が可能
HP USB Disk Storage Format Tool(HP USBディスク ストレージ フォーマット ツール)は、USBディスクをフォーマットしたりブートディスクにしてくれるHP(ヒューレットパッカード社)の無料ソフトウェアです。USBメモリーを適切にフォーマット化すると、ファイルの転送速度が上がったり、一度に転送できるデータ容量が上がります。またブートディスクにすると、PCの起動時に直接USBメモリーからOSを呼び出して立ち上げることができるようになります。PC本体のOSに障害が発生して通常通りWindowsを起動できないときに役立ちます。いざというときのために、USBメモリーでブートディスクを作っておいてはいかがでしょうか。
HP USB Disk Storage Format Toolの対応ファイルシステムはFAT、FAT32、NTFSの3種類です。ソフトウェアを起動してUSBポート(差し込み口)にUSBメモリーを挿入すると、「Device」にUSBディスクの名前、ドライブ名、メモリー容量が表示されます。USBメモリーをフォーマットするには、Fileシステムを選んでStartをクリックするだけです。よく選ばれるのがNTFS形式(Windows NT/2000/XP対応)で、FAT/FAT32と比べると転送速度が向上する場合もあり、ファイルの転送容量に制限がなくなります。 なお、Quick Formatにチェックをつけておくと作業が早く終わります。
ブートディスクを作成するにはFATかFAT32を選びCreate a DOS startup diskにチェックを入れます。internal MS-DOS system files(PCの元々のオペレーティングシステムファイル)をそのまま保存するか、その他のOSファイルを使う場合は保存元のパスを指定し、Startをクリックして待ちます。完了すると、PCの電源を入れるときにUSBメモリーをポートに挿入すると、USBメモリーから直接OSを起動できます。
HP USB Disk Storage Format Toolは高速なファイル転送が可能な新しいファイル形式「exFAT 」(XP以降対応)には対応していません。また、USBメモリーをブードディスクとして機能させるには、PC本体とUSBメモリーがUSBメモリーによるブートに対応している必要があります。
HP USB Disk Storage Format Toolは、USBメモリーのフォーマットとブートディスク化ができる無料ソフトウェアです。USBメモリーをフォーマットすると元々USBメモリーに入っていたデータは消去されるので、必ず空のUSBメモリーを使いましょう。
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